有料老人ホーム協会
老人ホームには、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)、軽費老人ホームなどがあります。
また、認知症の発症、または症状の進行により、「他の入居者の生命や生活に危険を及ぼす危険がある」とされる場合、あるいはその有料老人ホームの「禁止事項」に該当するとされた場合にもやはり退去を求められることがあります。しかし、実際、それがどれほど客観的な判断に基づくものか、不透明なところがあります。他の入居者とのトラブルについては集団生活のなかではある程度避けられないものかもしれませんが、それに対する施設側の対応に対して利用者はやはり弱い立場にあるといわざるを得ません。
「終の棲家」として安心して暮らせるはずだったのに、途中で退所せざるを得なくなった場合、経済的にも精神的にもその打撃はご本人、ご家族共にはかりしえないものがあります。そのような事態を避けるためにも、万一の場合の退去の要件、これまでの具体的な事例をよく確認しておいたほうが良いでしょう。
その他、問題があった場合の窓口がない、スタッフの雰囲気や態度が良くない、他の入居者が生き生きと生活していない、などは「これは要注意!」な施設といえるでしょう。
加速する高齢化社会のニーズに応え、公的、民間、いずれにおいてもさまざまなタイプの老人ホームがあり、それぞれにメリット、デメリットがあります。今後、メリットのさらなる拡大、デメリットの縮小、解消が望まれます。主な老人ホームについて、その現状を以下にあげてみましょう:
「介護型有料老人ホーム」には、次の形態があります
ユニットケア・・・5人~9人の少数単位で介護状態別に専任の担当者をつけて専門的なケアを行います。ユニットケアの条件として、グループ毎にキッチン、リビング、お風呂が設置されています。介護状態に応じたケアが受けられるため、特に認知症のケアに適しているといえます。入居者のトラブルなど対人関係問題が起きやすいというデメリットはあります。
「介護型有料老人ホーム」には、次の形態があります
混合型・・・介護状態に関わらず、自立者、認知症患者、要身体介護者、要見守りなど、さまざまな方が自分の好きな部屋を選択して入居する形式です。大きな集団で生活するため、入居者同士の人間関係は比較的良好です。入居者同士が互いに助け合う、というメリットもあります。ただし、個々の状態に応じたきめ細やかな対応が難しい、というデメリットもあります。